社会福祉法人 蒲公英会
生活介護事業所 クローバー
居宅・重度訪問・移動支援事業所 かりん
運営理念

私ども社会福祉法人蒲公英会では、重度重複障害者の方が、基本的人権の尊重を基に、住み慣れた地域で
社会の一員として、自分らしく生き生きと暮らしていくことができるように活動していきます。
また、一人一人に必要な支援をしていけるように、さまざまな知識や技術を学び、活かしていけるように
努力していきます。

運営方針

重度重複障害者の方が作業を通じて働くことを知り、やりがいを高めてもらい社会参加することの喜びや
達成感を得られるように支援していきます。そして、集団生活を行うことでお互いの仲間意識や連帯感を
育み、社会の一員としての自覚を持てるように支援します。そして、家族介護の負担軽減のためにも、
各々の家族にあった支援を行えるよう努めます。

施設概要
 運営法人  社会福祉法人蒲公英会
 事業所名  生活介護事業所 クローバー
 居宅介護事業所 かりん
 重度訪問介護事業所 かりん
 移動支援事業所 かりん
 運営内容  利用者支援の基本計画
 利用者定員 (クローバー)   23名
 クローバー職員配置  管理者  1名 (かりん兼務) 
 主任   1名 (かりん兼務)
 サービス提供責任者   1名
 正職員  8名
 非常勤職員  8名 (内かりん兼務4名)
 非常勤運転手   2名
 医師  1名
 看護師  1名
 かりん職員配置  管理者  1名 (クローバー兼務) 
 主任   1名
 サービス提供責任者   1名
 登録ヘルパー  10名 (内クローバー兼務4名)
日課
8:30〜  送迎開始
 10:00〜  利用者順次到着
 10:50〜  午前の活動
 12:00〜  昼食
 13:00〜  ゆとり
 13:30〜  午後の活動
 15:20〜  送迎開始
 16:20〜  送迎車帰園
 16:45〜  職員ミーティング・翌日の準備
 17:30〜  終了
生活

1、能力、年齢、生育暦等を考慮し、日常生活面での自立を目指し支援しています。
2、心身の健康に対する関心と自覚を促し、自らの健康管理ができるように支援しています。
3,自己選択、自己決定ができるように支援し、地域社会の一員であることの自覚を促しています。

作業

1、能力、年齢、生育暦等を考慮し、個々の能力、体力にあった作業のサポートをしています。
2、地域社会の一員であることの自覚と労働の価値を体得し、就労意欲が高まるようサポートしています。
3、作業の安全指導を行い、危険防止への自覚が高まるようサポートしています。

健康

年2回の健康診断の実施。年1回の血液検査・心電図・歯科検診等を実施しています。
利用者等の障害内容・健康状況などを把握し、嘱託医と常に連絡を取ると共に家庭との連絡も密にし、
利用者の健康増進。疾病の予防に努めています。

食事

利用者の健康状態に留意し、栄養バランスの取れたお弁当の提供をします。
また月一回の調理実習では利用者の嗜好を取り入れた季節感のある美味しい食事作りを行ない、
心にも栄養を取っていただけるよう努めています。

サービスの質の保障

職員の自己評価については、月に一度の職員会議、毎日のミーティングで行っています。
また第三者評価については早急に組織作りを行っていく予定にしています。

利用者の権利擁護

苦情解決の窓口は基本的には職員全員で行っていますが、施設の規模が小さく、職員数も少ないことから、
実質的には施設長が窓口となり、解決に向けての協議を利用者、保護者、スタッフ等で行っています。
また第三者委員会については現在未設置ですが早急に立ちあげる予定にしています。

家族との連携
毎日、連絡ノートにより、密に連携をとっています。月に一度家族の方と合同で懇談会を行っています。
そして、随時、支援内容によって確認する必要があることは、プリント配布や電話、面談などの方法で
行っております。

行政・福祉関係者機関との連携

啓発活動や職員研修等の機会があれば可能な限り参加するようにしています。
そして他施設とは今後とも連絡・連携を深め、利用者の豊かな暮らしを支援できるよう努めていきます。
そして職員研修の一環としても他施設との連絡、連携を重要視していきたいと思っています。

近隣地域・住民との交流・連携

地域の祭りやイベントに障害者本人が参加し、授産品等の販売を行う中で、地域住民と直接関われる場を設け、
地域の一員になれるよう取り組んでいます。

年間行事・交流事業

近くの公園に花見やバリアフリー展の見学に行きます。その他には、バーベキュー、クリスマス会、忘年会、
新年会、日帰り遠足、あるいは新たな仲間が加われば歓迎会などを行い、日々の活動のなかでは、調理実習
などを行っています。
交流事業としては、サークル「びーだん」というグループに施設を開放し、他の作業所の利用者や
障害者福祉とは関係ない職種に就いている方等との食事会やイベント等を行っています。
今後は、より地域との交流を深め、地域とともに成長していけるよう努力して参る所存です。

施設写真
1階フロア 1階食堂 2階フロア 風呂場
年次報告書 情報公開